田中将大投手がヤンキースと破格の契約
ポスティングシステムを使用して、メジャーリーグに挑戦する楽天の田中将大投手の移籍先がニューヨークヤンキースに決まりました。
ポスティングシステムの変更により落札金額に上限ができ、当初の予定からかなり金額を抑えられたのもあり、田中投手との契約の総額はとてつもない金額なりました。
7年総額約1億5500万ドルとなり、ダルビッシュの倍以上となりました。
1年平均で20億円以上の契約なります。(出来高あり)
これはメジャーのエース級の金額です。
しかも、メジャーの投手の中でもトップ10に楽々入れる契約です。
メジャーでコンスタントに成績を残している黒田投手でもここまでの契約ではありません。
若さもあると思います。
まだ25歳で将来も期待できますし、成長も望めます。
メジャーの球団がとても嫌がっていた球数が多くて、肩や肘を酷使している事ぐらいしか減点がなかったのだと思います。
しかし、金沢敏明の考えでは、この契約は少しやりすぎな気がします。
メジャーでの実績もまだない投手で、WBCでメジャーリーガー相手完璧な投球を見せたわけでもなく、とても心配なことが多いと思います。
メジャーのボールに変わることによるリスクも少なからずあると思います。
変化球のコントロールや、網目の高さによる空気抵抗で、ボールが沈むとかもありえます。
ヤンキースはとてつもない契約をしてしまった可能性もあります。
勿論、マー君を応援したい気持ちも大きいですが、ヤンキース側からするとリスクがある大型の長期契約になりました。
特にヤンキースは、元阪神の井川をポスティングで30億円以上の入札で獲得して大失敗している過去があります。
そのせいなのかダルビッシュには高額の入札ができなかったなど言われています。
結果的にはダルビッシュは、凄い成績を残しているのでチャレンジできていればと少しは後悔しているかもしれません。
これだけの金額で契約したにも関わらず、ヤンキースGMは記者のインタビューにエースではないと断言していました。
ローテーションピッチャーの一角ってことです。
黒田やC.C.サバシア、イバン・ノバらの次あるいは、5番手ぐらいのポジションになりそうです。
ヤンキースは毎年のように贅沢税を支払っています。
メジャーには、年俸の総額によって余分に税金を払わなくてはいけないシステムがあります。
確か総額が日本円で約200億円ぐらいだったと思います。
今年は、アレックス・ロドリゲスが禁止薬物のペナルティーで1年間プレーができないことになっています。
彼の年俸も20億円を超えるので、その分助かるのもありがたいかもしれません。
昔のようなもの凄い数字も残さなくなっていますし。
たぶん今年も200億円を超えて贅沢税を払うってか、払える世界で一番有名な球団に入団できた田中将大投手の今年の活躍に大注目です。
黒田投手のカットボールを勉強できるチャンスですし、日本人投手がヤンキースの先発ローテーションに2人も入っているなんて、ヤンキース戦を見るのが楽しみになります。
ヤンキースも日本からのスポンサーやテレビ放映権などの期待もでき一石二鳥って感じです!!
キャンプなどを順調に消化して、開幕からしっかりと結果を残せるように調整してほしいと思います。
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