F1 ハンガリーGPの結果と、ここまでの状況
このブログになってから、初の投稿になります。
今日は、F1の結果をお伝えします。
野球を中心にと言っておきながら、いきなりF1の結果になってしまいますが、金沢敏明はF1も大好きなので勘弁してください!!
このレースが始まるまでは、2年連続チャンピオンに輝いているセバスチャン・ベッテルが今年もドライバーズランキングでトップに立っています。
追うのは、フェルナンド・アロンソとキミ・ライコネン、そしてルイス・ハミルトンぐらいまでが、可能性がありそうです。
しかしトップベッテルとの差は30ポイント以上離れている状況でした。
ハンガリーグランプリの結果
このコースは非常に抜きにくく予選のポジションが非常に大事になってきます。
近年はDRSやCARSといったオーバーテイクしやすくするルールが追加されたため、コース上で抜くこともできるようになって来ましたが、このコースでは非常に難しいです。
予選のポールポジションを獲得したのは、メルセデスのハミルトンでした。
2番手がベッテルで、3番手にグロージャンとなりました。
好スタートをきったハミルトンが楽にトップで1コーナーを抜けていき、2番手のベッテルは、スタートが悪く後ろのグロージャンをガードするのがやっとで、なんとかキープします。
序盤はこの3台が後続とペースが違い後ろとの差を広げます。
ここまでは、グロージャンが一番速いのではと思わせるレースぷり。
トップハミルトンが上位では先にピットに入ります。
前がいなくなったので、ベッテルは自分のペースでレースができるようになり、ペースアップして、ピット作業で抜こうとしますが、ペースアップできたのは1周だけで、あとは、タイヤ交換をしたハミルトンより遅くなってしまいます。
ピットのロスタイムを考えると非常に厳しい位置にジェイソン・バトンがいて、彼より前にどうしても出たかったのですが、それは叶いませんでした。
今のF1では、レース中に2種類のタイヤを使わなくてはいけないルールがあり、長持ちするが速いタイムで走れないタイヤと、寿命は短いが速く走れるタイヤの2種類になります。
バトンは、長持ちするタイヤのため、ラップタイムが遅いので、彼の後ろになるとコース上で抜かない限り、バトンのタイムに付き合わされることになります。
ハミルトンも同じ状況に陥りましたが、すぐにバトンを抜くことができあまりロスがありませんでしたが、ベッテルは抜くことができずに、ハミルトンとの差を広げられます。
バトンとのバトルの時に、フロントウイングにダメージを受けたようで、その後も精彩を欠きます。
多くのチームが3ピット作戦をとるなか、上位チームではロータスのライコネンだけが、2ストップ作戦を敢行しました。
これにより、大きくジャンプアップして2番手の位置を獲得します。
後半は、ベッテルに迫られますが、コースの抜きにくさとライコネンのディフェンス力でなんとか2番手をキープしてチェッカーを受けました。
優勝したのは、ハミルトンでメルセデスに移籍後初の優勝になりました。
ベッテルは3番手でフィニッシュ。
序盤一番良かったグロージャンは、ピットスルーのペナルティーを受けて8番手になってしまいました。
アロンソは見せ場無く5番手でチェッカーを向かえ、ベッテルとの差をつけられ、ドライバーズランキングも、ライコネンに抜かれて3位になってしまいました。
今後のポイント
現状のチーム力を考えると、レッドブルのベッテルは、大きくポイントを失うことはなさそうなので、追っているドライバー達は、1・2位を確保しないとポイント差を詰める事は厳しそうです。
終えるチームは、今一番速いメルセデスが一番手で、次がロータスになると思います。
メルセデスは予選だけ速いと言われていましたが、ここ数戦を見ると、レースのラップタイムも安定していて、タイヤを上手く使えるようになったと思います。
差が大きいとは言え、妥当ベッテルの一番手は、ハミルトンだと思います。
チームメートのロズベルグも速いので、2台ともベッテルの上でチェッカーを受けることも可能だと思うので、後半戦は中心になると思います。
ロータスは、とてもバランスが良いチームで、全チーム内で一番タイヤに優しい車に仕上げていて、レースではいろいろな作戦を立てられとても安定しています。
ただトップスピードが低いのが唯一の弱点で、DRSなどをしようしないとかなり厳しい戦いになりそうです。
名門フェラーリは、全ての面で劣る感じになっています。
大幅な改良がないと、さすがのアロンソでも、表彰台に上るのは厳しい感じになっています。
必ず巻き返してくるチームなので、期待したいです。
金沢敏明
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