日ハム大谷投手が先発
昨日のロッテ戦で、ピッチャーとして先発をした。
この日は、序盤はそれなりに内容は悪くなかったように思えた。
しかし4回に突如乱れてしまった。
先頭打者を出してしまうと、その後はストライクが入らない。 四球→死球→四球で押しだしと、まさに一人相撲の展開になってしまった。
前から言われていたが、ランナーをだしてからの安定性は相変わらずの内容だった。
押し出しで失点してからは、2連続でタイムリーヒットを打たれて、この4回で降板してしまった。
この日は特にボールが少し高い感じがした。 投手ならこんな感じの日もあり、それをいかに最少失点で抑えて、勝ち星を拾うかが試される場面でもあったが、残念ながら一気に崩れてしまった。
プロに入ってからの投手としての経験値はさほど高くない。 これを経験したことにより、今後に生かせればと思うが、何せ打者もやっているので、修正する時間や、フォームの改善などだけをやっていればいいわけではないのが、苦しい所だと思う。
今後の成長への課題
打者としては、ホームランは少ないが打率3割と高校卒のルーキーとしては、とてつもない数字を残していると言ってもいいと思う。
打者としての経験はかなり積めていて、これからも成長が大いに期待できると思うが、投手としての成長は、登板回数と投げるイニングの少なさなど、課題がかなり残ると思う。
変化球でもしっかりとストライクが取れるようになれば、自慢のストレートもかなり脅威になると思う。
ランナーを背負った時のセットポジションからのコントロールは、これから長い間の課題になりそうだ。
コースだけを狙えばなんとかストライクは取れるかもしれないが、プロの打者相手ではそれでは打たれてしまう可能性が高い。
決め球になる変化球の精度を高める必要もありそうだと思った。 ストレートが速いピッチャーは多いが、プロで活躍するひとは、それ以外に武器になる変化球のレベルも非常に高い。
ダルビッシュのスライダーや、全盛期の松坂も実は変化球の凄さが際立っていた。
素質はかなりのものなのは、誰もが認めるところだがまだ1年目のルーキーなので、下半身の強化など、更なる成長が期待できると思うので、じっくり体を作りながら、ケガの可能性を減らしながら、成長を続けていけば、球界のトップになる日もそう遠くないかもしれない。
この日の投球は、QVCマリンでの登板で、風の影響が凄く、難しいスタジアムの一つでもあったのも理由の一つなのかもしれない。
しかし運はある。 チームが見事逆転をしてくれて、敗戦投手にならずにすんだ。 これも、とても重要なことだと思う。
打線の援護を受けながらでも、勝ち星を延ばして言って、自信をつけることも投手として成長するきっかけになるはずだから!!
次の登板で、ランナーを背負った時の修正がどうなっているのか、非常に楽しみでもある。
金沢敏明
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