F1イタリアGP フェラーリ地元で結果残せず
予選からこの所の力関係が如実に結果に現れることに。
特にここイタリアGPは、ハイスピードサーキットでパワーユニットの差がでるサーキットです。
予選でもやはりメルセデスのパワーユニットを使用しているチームが上位にくいこむことに。
その筆頭がやはりメルセデスだった。
PP(ポールポジション)はやはりハミルトンだった。
やはり高速サーキットは上手い。
2番手はロズベルグが死守して、フロントローを独占。
2列目には、最近表彰台の常連になったボッタスとチームメイトのマッサが入りウイリアムズが2列目を確保。
マクラーレンも上位に入り、やはり全開区間が長いサーキットでは、メルセデスのパワーユニットは無敵の状況だ。
そんな中レッドブルルノーのベッテルは頑張って上位を獲得した。
決勝の結果
スタートでハミルトンが上手く加速しなかった。
ロズベルグそしてマッサにもパスされてしまう。
3番手スタートのボッタスは一気に9番手ぐらいまでポジションを下げてしまった。
スタートの失敗と1コーナーで外にポジションしたため、ダンゴ状態の内の車に抜かれることに。
全チーム1ストップが予想されており、タイヤマネージメントが要求されるレースになっていた。
ロズベルグは、スタート後に上手く抜け出しに成功した。
2番手にマッサがいたため、ハミルトンを押さえてもらっていたからだ。
メルセデスのパワーユニットを使うウイリアムズのストレートスピードは全チーム1だっただめ、ハミルトンも抜くのに苦労したがようやくパスすることに成功。
2番手からファステストラップを連発しながら猛追を開始するとロズベルグが1コーナーでブレーキミスでコースアウト。
そのままセーフティーゾーンを通過してしまった。
実はその前にも1コーナーで止まる事ができずに、同じように通過していた。
このレースで早くも2回目だった。
これにはある程度のわけがあった。
それは1回交換で挑むレースで、タイヤに無理なブレーキでデグラレーションをおこさせないため、ロスタイムを多く払っても無理なブレーキを避けたのだと金沢敏明は思いました。
なるべくタイヤを引っ張りたい各チームですが、1番最初にタイヤ交換をしたのは、5番手のベッテルでした。
アンダーカットが有利ではないと思われていましたが、成功して4番手で復帰しました。
後方に落ちたボッタスでしたが、怒涛の追い上げをみせます。
とにかくストレートが早く1コーナーでバンバン抜いていきます。
一気にベッテルまで交わして4番手まで浮上した。
マッサも前のメルセデスには付いて行けなかったが、3位でフィニッシュした。
フェラーリの地元のイタリアだったがアロンソがまさかのリタイヤに終わりライコネンもポイントを獲得するのがやっとの状況だった。
リカルドが終盤タイヤ交換を遅くしたのが幸いして、一気にチームメイトのベッテルをもパスして5番手を獲得して終了。
トップスピードが遅いレッドブルで、他のチームと違う所で追い抜きをかけていたが、リカルドはやはり相当素晴らしいドライバーだとわかった。
ラインの取り方やフェイントのかけ方、それに作戦の緻密さを可能にする、タイヤマネージメントと我慢する精神力は凄い。
イタリアGPを優勝したは、ハミルトンだった。
前に出てからは、DRSゾーンに入れさせないように踏ん張った。
ロズベルグは2番手だったが、最少ポイント差でなんとかなって最低限の仕事はしたと思っているはずだ。
2回のコースアウトが残念だっただろう。
このレースでもウイリアムズの戦闘力の高さを再確認できた。
コンストラクターズポイントも3位で、2位のレッドブルを交わすことも可能な感じ。
今回のようにマッサがトラブルなくゴールまでマシンを持ってくれば、3、4番手は彼らの指定席と言ってもよい情況だ。
次からのGPもウイリアムズがどこまでメルセデスと戦えるかに今年のF1GPの盛り上がりはかかっているかもしれないと金沢敏明は思っている。
このレースで小林可夢偉がF1に復帰した。
やはり、技術が高いことは証明した。
来年以降よい契約が獲れるようなんとかビックパフォーマンスをみせてほしい。
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